11月27日
15℃
曇り
コートを着て外出してしまった…冬。
しらすピザトースト
トマトがよく登場するのは最近また安いから…。
したこと
東京商工会議所へ記帳相談へ。
私は個人事業主の夫の事業の経理担当でもある。マネーフォワード確定申告を使って、自力で帳簿をつけて申告するのを目指してこの2年奮闘しているのだが、いやもうほんとにめげそう。あまりにもなにも知らなくて。
数ヶ月に一度、もう税理士にお願いしようかと思うところまでいくのだが、意地で踏みとどまっている。これができるようになれば、なにもない自分にスキルが増える気がして。あと、加齢で縮んでいく脳細胞を活性化してくれるような気がして。
で、今日は商工会議所の記帳相談というものを受けにいく。お願いしていた青色申告会は、不信感を募らせる事件があったため、もう辞めたいのです。
1時間半くらいみっちりと初老のおばさまに指導していただき、結論したのは、「記帳の仕方は人それぞれらしい」ということであった!
「なんでこれ、計上するの? ややこしくなるでしょう。まあこれはあたしのやり方だけどね、あたしならあげないな。必要ないもの」
という発言を聞いて目が覚めたのだ。家のローンを事業の負債としてあげるかどうか、という問題なのだが、そう、確か青色申告会でも、ある人は「計上する」とし、別の人は「え? あげないでしょ」といい、しばらくもめたのだが、前者の二十代女性にきっぱりと断言されて後者の五十代女性は負けたのだ。そのときも「えー? なんで意見が違うの? どっちを信用すればいいの?」と混乱したが、二十代女性のあまりにも自信に満ちた態度に、「そうか、この人についていけばいいのか」と納得して終わっていた。
しかし、一年後に、どうもそうでもないらしいということが発覚。
ここでようやく、
「記帳の完全回答はない」
と気づく。
いつも完全回答を探してネットの海を放浪し、青色申告会でも毎回違う方に毎回違う指導をされて、翻弄されていた。どうして?どうして?と結局なにもわからない、というまま2年がすぎたのだが、それは「回答がひとつだと思っていた」からなのだ。
いろんなやり方があるのだ。もちろん、「これについては1個しか正解はありません」ということもあるだろう。しかし複数解があることも多いのだ。
非常に当たり前なのだが、ようやく気づいた。
人生のいろいろな場面に使えそうだ。
あー、なんか啓示を受けた気分。