9月4日(日)
晴れ
32℃
いちじくカンパーニュ
最近、まともなパンが焼けないので諦めつつ、フルーツカンパーニュにトライ。あえていろいろ入れずにいちじくのみで、ピーカンナッツも入れる。フルーツ入れると膨らまないのが常なのだが、今回はそこそこ膨らんでクープもきれい! うれしい!
しかも食べたら異様にうまい。え、なんで? というくらいうまかった。いちじくが偉いのか? そこそこいい生地になったのは、一次発酵させる夜の気温が低くなってきたからのような気がする。発酵機としてワインセラーを買おうと夏前にさんざん検討しつつ、結局買わなかったから、いつも29℃とか過酷な状況で発酵させてるからなあ。ホップ種は17℃がいいらしいというのに…。買わなかった理由は覚えていないのだが、この年になるとものを「買う」にもエネルギーが必要で、よほど必要かよほど愛着がない限り「めんどくさい」のである。まあ、さんざん自分の物欲に悩んできた身としてはありがたいけど…。この夏、とうとう服も一枚も買わなかった。驚き。あ、いや、部屋着用の無印は買ったか…。でもねえ、あれはもう日用品みたいなものだからねえ。
…と書いているうちに陽が出てきた。今日は一日どんより、の予定だったのだが。素晴らしい。昨日観ていた『Alone』(アマゾンプライム)というサバイバルゲームで、みんなひとりぼっちで山の中で暮らしており、食べ物がない、熊が来る、などで負けそうになるのだが、そのなかのひとりが久々に太陽を浴びてみるみる元気になっていった姿がすごかった。砂漠で水を飲み干すように、素晴らしい笑顔で光を吸収しているのだ。私は常日頃天気で気分を激しく左右されるので、やっぱり。やっぱりねえ! と膝を打つ。そうなんだよ。紫外線でいろいろ破壊されるけど、でも必要なのよ、と元気になったらから長く書いてしまった。終わり。